認可保育園こども芸術大学ならではの取り組みとして、親子で一緒に活動する「創作の時間」があります。廃材や瓜生山の自然物など様々な素材で制作を楽しむことが多いのですが、今回は打楽器のリズムを感じながら身体で表現するものでした。年長・年中児となると他の人の気持ちや視点を理解し始め、自分が「周りからどう見られているか」を意識するようになります。他人と違うことや失敗を恥ずかしく感じ、照れ笑いをしたり、ふざけたり、動けなかったりするのですが、お父さんやお母さんの指先だけのふれ合いや優しく抱かれることで、徐々に心と体が心地よく解放された素敵で不思議な時間でした。


「いい子にしないと、サンタさん来ないんだよ…」年末で忙しくしている大人に対して子どもたちの関心事は、「クリスマスにサンタさんがやって来て、プレゼントをもらえるか」ということのようです。そして、子どもなりに「良い子」にしていることが、プレゼントをもらうには必要だと思っているようです。子どもたちが良い子であろうがなかろうが、少なくとも日本にいる子どもの多くが、クリスマスにプレゼントをもらえるのではないでしょうか。

世界に思いを馳せると、戦禍や災害、貧困のためにプレゼントを望めない子どもたちがどれほどいるのでしょう。おもちゃやゲーム機など、人それぞれプレゼントへの思いは異なるでしょうが、大好きな家族が傍にいて、その笑顔を一番のプレゼントと感じられる子どももいるでしょう。
大人も子どもも世界中の人たちが、余すところなく何かしらプレゼントを受け取る、そのようなクリスマスが一日でも早く訪れますように。


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雑賀 隆子Saiga Ryuko
2025年度に学校法人 瓜生山学園 認可保育園 こども芸術大学 園長就任。