
梅雨入りを前に緑の香りが深まる今日この頃ですが、何となく雨の日は気持ちが重くなりがちです。しかし、この雨が大地に潤いを与え、多くの木々や草花を育ててくれます。そして、その恩恵を私たち人間も享受しています。この瓜生山の自然の中で雨音にそっと耳を澄ませば、多くの命が息づいているのを感じます。

先日、保育者から聞いた素敵な出会いのお話です。
瓜生山探検の途中で子どもが、「なんか生き物がいる」と何かを発見したそうです。よく見るとかわいい小さなリスが、ちょろちょろ歩いて、木の実や木の中の虫を探して立ち止まったり、人の気配を感じると逃げて、また戻ってくる姿を見ることができたそうです。


保育園の周りでは、猿、鹿、アナグマやイタチなどを見ることはあっても、リスを見たのは初めてだったようです。まだ出会ったことのない生き物との楽しい出会いがあるかもしれないと思うと子どもだけでなく、私たちもワクワクします。
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雑賀 隆子Saiga Ryuko
2025年度に学校法人 瓜生山学園 認可保育園 こども芸術大学 園長就任。