
3月は、寒い日と暖かい日が交互に訪れ、春の訪れが待ち遠しかったです。桜の花も少し開花時期が遅れているようです。3月は年度の締めくくりの月です。進級や卒園という嬉しいこともたくさんありますが、友だちとのお別れ、先生たちとのお別れという寂しいこともあります。
卒園式
3月22日(土)第5回2024年度 卒園式を挙行しました。うめ組(4歳児クラス)の子どもたちが、保育園代表で参加してくれました。さくら組(5歳児クラス)の子どもたちは、一人ひとりが名前をよばれて返事をし、保育証書を受け取りました。卒園の言葉の後、うめ組から送る言葉がありました。最後にさくら組の子どもたちが考えたオリジナル歌詞の「思い出のアルバム」を心を一つにして歌うことができました。乳児期から幼児期の5年間の育ちは目を見張るものがあり、人生の中でも非常に重要な時期であることを卒園式で改めて痛感しました。


さくら組(5歳児クラス)とまつ組(2歳児クラス)で公園へ
まつ組(2歳児クラス)とさくら組(5歳児クラス)で野田公園に行きました。まつ組にとっては初めての公園行きでした。さくら組のお兄さん、お姉さんとペアになって手をつないでもらって出発しました。野田公園では、一緒に遊びとても楽しく過ごしてきました。


さくら組(5歳児クラス)さんとのおわかれ会
卒園式出席はうめ組(4歳児クラス)だけなので、保育園の子どもたち全員とさくら組のおわかれ会をしました。まず、さくら組一人ひとりが①名前②入学する小学校名③保育園で楽しかったことを発表しました。③では、全部楽しかったと答えた子どもが多かったです。


次にそれぞれのクラスの子どもたちや先生方からの歌や言葉のプレゼントがありました。うめ組はさくら組にメダルを作り一人ひとりに渡しました。最後にさくら組からは、卒園式で歌うオリジナル歌詞の「思い出のアルバム」を歌いました。


瓜生山も子どもたちの成長を目を細めて見守り、喜んでくれていることでしょう。
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西井 薫Kaoru Nishii
1978年京都教育大学音楽科卒業。京都市立小学校4校(20年間)京都教育大学附属京都小学校(8年間)附属桃山小学校(8年間)。市立と国立(独立行政法人)合わせて36年間小学校勤務。その後、教育実習生の指導に長年携わってきたことから京都教育大学教職キャリア高度化センタ―に籍を置いた。実地教育運営委員会の委員長として、大学と附属学校園のパイプ役にという思いで勤務した。大学の授業では、教員を目指し入学してきたかつての教え子たちに再度関われる幸せな機会を得られた。また、日英の教員養成を比較研究するプロジェクトに参加することができ、大きな成果があった。
音楽教育では、伝統文化を継承していくことの重要性を実感し、附属桃山小学校の音楽科では、伝統音楽(筝、三味線、六斎、祇園ばやし)が教科カリキュラムに組み込まれている。