三月になると園内に個性豊かな雛人形が飾られました。そして、少しずつ春らしい暖かさを感じて心もウキウキしてくるのですが、どこか寂しさも感じます。それは年長児のこどもたちが卒園するお別れの時季を迎えるからです。

入園した時は、泣きじゃくっていたこどもが、瓜生山で過ごした宝物のような経験と様々な人との出会いを通して逞しく成長しました。その姿に嬉しさと頼もしさを感じながら、こどもたちとの思い出を振り返っていると今年はちょうど桜が咲き始めた頃、元気に12名のこどもたちが保育園を巣立っていきました。



「さよなら三角またきて四角…」この言葉には特に深い意味はなく言葉の響きを楽しむわらべ歌のようです。私は知らなかったのですがこの次に「四角は豆腐、豆腐は白い、白いはウサギ、ウサギは跳ねる、跳ねるはカエル、カエルは青い、青いは柳、柳は揺れる、揺れるは幽霊、幽霊は消える、消えるは電球、電球は光る、光るは親父のはげ頭」と言葉が続くのだそうです。(地方によって歌詞は若干違いがあるようです)

卒園していくこども達との別れ際「さよなら三角またきて四角」とつぶやくと「さよならだけどまたきっと会えるよね」となんだか楽しい気持ちになりました。

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雑賀 隆子Saiga Ryuko
2025年度に学校法人 瓜生山学園 認可保育園 こども芸術大学 園長就任。