節分の豆まき(豆は新聞紙を丸めたこども達の手作りですが)から始まった2月は、「こども発表の日」に、お話の世界を楽しんで表現する様子をお家の人に見てもらうなど、ドキドキワクワクする行事であっという間に過ぎていきました。



2月の中旬にこの時期とは思えないほど暖かい日がありました。何気なく、それぞれの保育室を覗いてみると赤と白の梅の花の枝が飾ってありました。瓜生山の畑の近くに梅林があるのですが、美しく咲いていたのを少しいただいてきたそうです。
梅の花言葉は「気品」「高潔」「忍耐」などです。まだ寒さの残る2月に凛と咲く姿から由来しているようです。また他の花に先駆けて香りの高い花を咲かせることから「梅は百花の魁(さきがけ)」という春の訪れを告げる言葉もあるそうです。
そして梅の実は、梅干しや梅酒、梅ジャムなど健康食品としての一面を持っていますが、「梅は食うとも種食うな 中に天神寝てござる」と、生梅(なまうめ)の種には毒があるから食べてはいけないという戒めのことわざがあり、薬と同様で使用量を誤ると毒性の一面を持つこともあるそうです。
ことわざを通して危険なことを伝えるのみならず、食べると命さえ奪いかねない物も美味しく体に良いものへと変えていく先人の知恵の素晴らしさに、あらためて感心します。
瓜生山の自然の中で自由に遊ぶこども達には、これら先人の知恵に倣って多くの発見と出会いを通して、物事を一方向からではなく様々な角度から見つめることで新たな発見と問題を解決する力を育んでほしいと思います。
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雑賀 隆子Saiga Ryuko
2025年度に学校法人 瓜生山学園 認可保育園 こども芸術大学 園長就任。