COLUMN2024.07.02

教育

瓜生山でこどもが笑う -水無月 出会う・慣れる 季節 ―

edited by
  • 西井 薫

 6月は例年に比べると梅雨入りが遅く、子どもたちは園庭や瓜生山に行く日が多く、自然の中で過ごせる時間が多かったです。
 第1回 創作の時間がありました。今回は、京都芸術大学客員教授の木村克朗先生に講師をお願いしました。テーマは「なににみえるかな?なににばけるかな?」です。子どもたちが瓜生山からいただいてきた木の枝を使って、紙粘土、たこ糸、くぎやねじで制作しました。親子で協力して、いろいろな作品ができあがっていきました。木村先生には、道具を使って穴をあけたり、木を切ったりするコーナーを担当していただきました。世界に一つしかない自分だけの作品が完成しました。

保護者との「気づきの時間」では、子どもたちの自由な発想や作品に対して、肯定的に捉えることの大切さをお話してくださいました。

おもいおもいに自分だけの作品づくり

 

 新しい試みで、幼児クラスが梅シロップづくりに取り組んでいます。さくら組がスーパーに行って必要な材料を探し、買ってきてくれました。持って帰ってきた梅を洗ってそうじして、もみじ組(氷砂糖)、うめ組(黒砂糖)、さくら組(きび砂糖)とそれぞれ異なる砂糖につけて梅シロップを作っています。できあがりがとても楽しみです。

梅を洗います(もみじ組 3歳児クラス)
梅のおへそをとります(さくら組 5歳児クラス)

 

また、夏野菜づくりにも取り組んでいます。昨年は畑に植えた野菜がサルやシカに食べられてしまったので、今年は園のベランダで育てています。サツマイモだけは、畑に植えることにしました。畑の石は子どもたちが取り除き、固くなっている土は芸術教養センターの成澤先生に耕運機で柔らかくしていただきました。クラス毎に畝を作って「おおきくなあれ」と言って植えました。サルやシカの被害にあわないように、しっかりと覆いをかけています。

大きくなあれ
しっかりと植え方見ておいてね
さあ!植えていこう

 

 6月22日(土)に今年の春に卒園した子どもたちと「卒園生のつどい」をしました。1年生になって3か月。最初は慣れない環境で戸惑っていた子どもたちですが、今は心身共に一回り大きく成長しているのを感じました。好きな勉強や遊びについて一人ずつ答えてくれました。山や能舞台で思いっきり遊び、さくら組の時に歌いなれた「にじ」を歌って解散しました。
 瓜生山も成長した子どもたちの姿を一緒に喜んでくれていることでしょう。

能舞台で思いっきり走ってきたよ楽しかった~

 

 

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  • 西井 薫Kaoru Nishii

    1978年京都教育大学音楽科卒業。京都市立小学校4校(20年間)京都教育大学附属京都小学校(8年間)附属桃山小学校(8年間)。市立と国立(独立行政法人)合わせて36年間小学校勤務。その後、教育実習生の指導に長年携わってきたことから京都教育大学教職キャリア高度化センタ―に籍を置いた。実地教育運営委員会の委員長として、大学と附属学校園のパイプ役にという思いで勤務した。大学の授業では、教員を目指し入学してきたかつての教え子たちに再度関われる幸せな機会を得られた。また、日英の教員養成を比較研究するプロジェクトに参加することができ、大きな成果があった。
    音楽教育では、伝統文化を継承していくことの重要性を実感し、附属桃山小学校の音楽科では、伝統音楽(筝、三味線、六斎、祇園ばやし)が教科カリキュラムに組み込まれている。

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