ギャルリ・オーブ前の通路にて、空間演出デザイン学科2年生のエキシビションクラスによる「発明の歴史」展が開かれています。こちらは「制作と実験10」という授業で、ジュエリー・プロダクト分野とエキシビション分野の2クラスに分かれて履修するもの。後者は、エキシビション分野におけるデザインとそれを発信する企画を学び、対外的に発表を行います。
今回は「道具」が発明された歴史や背景などのリサーチをもとに、当時の素材や技術を現代のものに置き換えて制作。また、成果物を展覧会という形式で空間プレゼンテーションすることで、展示空間のデザインも学びます。その空間は「発明」というテーマに倣い「研究室」のようなイメージに。「かつてたくさんの研究が行われていたような薄暗く古い空間を目指しました」と言います。
Funiture
棚は高さ約2m、幅約3m、机は高さ約70cm、幅約2.4mの普段生活する中で見るものより少し大きめですが、体験できる作品に合わせて背が低い方でも作品を手に取って体験してもらいやすい高さ・奥行きにしています。
Decoration
壁にある世界地図にはそれぞれの発明品の誕生した場所をピンどめし、番号と作品をリンクできるようにしています。棚に置かれている作品は年代別にまとめており、本の背表紙には発明された年代が書かれています。
About
エジソンの蓄音機、ポールセンの針金録音器、ダヴィンチの遠近法、リュミエール兄弟のシネマトグラフ、 グーテンベルクの活版印刷、などなど、発明の歴史は芸術やデザインの歴史とも重なっている。 発明的思考は芸術的創造力の重要な部分を担ってきた。発明は天才的なひらめきにより生まれ、多くの実験(experiment)のプロセスこそ、学習すべき、ひらめきを待つ態度である。発明家の足跡をたどり、過去の実験を追体験することで現代における様々な問題を解決する糸口を探りたい。
オルゴール
フィルムカメラ
リボルバー
色鉛筆
制作と実験10「発明の歴史」
空間演出デザイン学科2年生エキシビションクラス
会期 | 2022年1月18日(火)~25日(火) |
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場所 | ギャルリ・オーブ前通路 |
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