「最新学習歴」を提唱する京都芸術大学の本間正人副学長が、各界で活躍される方々と生涯学習や学び直しをテーマに対談する「最新学習歴のススメ!」チャンネル。
これまでに3回放送され、東北芸術工科大学の中山ダイスケ学長、『ビリギャル』の主人公・さやかさんの母「ああちゃん」さん、そして、放送作家や脚本家、老舗料亭主人など多方面で活躍する小山薫堂・本学副学長との対談が収録されました。
今後もさまざまな方との対談が予定されていますが、これまでの放送の内容をざっとご紹介いたします。
第1回:“Back to School” 何歳になっても学び続ける秘訣とは
第2回:ママが学ぶことは、夫婦円満の秘訣!? ビリギャルのママが見つけた学び直しの魅力
第3回:小山薫堂のアイデアはこうして生まれる ー「学び続けること」は企画力の根源
第1回のゲストは、東北芸術工科大学の中山ダイスケ学長。英語では「リカレント教育」ってあまり聞かなくて、むしろ "Back to School" の方がよく使われます。
現代美術家であり、デザイナーであり、アートディレクターであり、おそらく日本で一番、しなやかな学長であるダイスケさんとお話ししていると、やさしい気持ちになります。(副学長:本間正人)
アートやデザインを学ぶことで現代の生活や社会をより良い方向に変えられる可能性をはじめ、人生100年時代を過ごす中で大切にしたいことなどについて意見を交わし、「学びたい」という意欲を持った方々へ伝えたいメッセージも紹介されています。
第2回のゲストは、大ベストセラー小説『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(略称ビリギャル)の主人公・さやかさんの母「ああちゃん」さんです。
実は、ああちゃんさん。本学通信教育部の文芸コースで学び、博物館学芸員資格の取得を目指して学んでいらっしゃる方。「フツーの主婦」のようでもありながら、実は………。とても率直に語っていただいて、僕としても心洗われる思いのするインタビューでした。(副学長:本間正人)
通信教育部で学ばれている現役の学生である「ああちゃん」さんをお迎えし、最新学習歴を更新しようと思ったきっかけ、社会人学生ならではの苦悩と喜び、家族に生じた思わぬ変化などをうかがっています。
僕が小山薫堂という一風不思議な名前を最初に目にしたのは、フジテレビの深夜に放送されていた「カノッサの屈辱」のエンドロールだったと思います。仲谷昇教授が独特の語り口で、日本のサブカルチャーの歴史を“世界史”風に語る、というなんともお洒落な番組でした。
その後、「料理の鉄人」「おくりびと」などでその名前を目にする頻度は高くなり、僕が気になる番組には、やたらと小山薫堂のクレジットが見つかるのです。そして、今や「くまモン」の生みの親として、下鴨茶寮の亭主として、「湯道」の提唱者として、大阪万博2025のプロデューサーの一人として、その活躍は留まるところを知りません。
その薫堂さんと、京都芸術大学の副学長どうしという「同僚」になった訳ですが、夢にも思っていませんでした。(副学長:本間正人)
「企画力」を駆使して幅広いジャンルでヒットを飛ばしてきた小山副学長。どの企画の根底にも「知識と教養のストック」があると語っています。そのストックから生まれた「ヒラメキ」に、感情移入という視点で「価値」を加える。こうした考えが、ヒットメーカーの奥底にはあるそうです。知識と教養はどんどん蓄積するためにも、最新学習歴の更新が不可欠だと指摘しています。
「最新学習歴」を提唱する京都芸術大学の本間正人副学長が、各界で活躍される方々と生涯学習や学び直しをテーマに対談する「最新学習歴のススメ!」チャンネル。
今後も、さまざまな方との対談を通し、学ぶことの素晴らしさを伝えていきたいと思います。
YouTubeのプレイリストはこちら。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLcIolS4WbBfI4iWyGT40bXiZWIwKkxkcq
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