遠足in京都芸術大学!北チーム編――大学生が本学を遠足気分で巡ってみた-文芸表現学科の学生が届ける瓜生通信
- 京都芸術大学 広報課
あなたの遠足の思い出はなんですか?
○○円までと決められたおやつ代。前日の夜に、ワクワクしながらした持ち物チェック。
レジャーシートを敷き、みんなで食べたお弁当。次の日からまたいつもの日常だと寂しくなった帰り道。
遠足の日は特別感があり、前日からわくわくしたものです。
大学生になった今、遠足なんてものはなくただ行きたいところに行くようになりました。
行きたいところへ自分で行けるようになったのはいいことですが、あの頃のわくわくをまた感じたい!
そんなことを考え、「遠足in京都芸術大学」という京都芸術大学文芸表現学科の学生4人が大学校内を遠足気分で巡る企画をしました。
大学は広いので、瓜生山キャンパスを北側・南側の2チームにわかれて散策します(本記事では2024年5月22日に行ったものを執筆しています)。
目的地はマップの一番上にある瓜生山農園。ここで他チームと合流し、持ってきたおにぎりを食べたら遠足終了です。
この記事は北チーム(呉谷・米山)の2人がお届け。前半は米山が担当します。
南チーム(越山・山崎)の記事はこちらから。
遠足in京都芸術大学!南チーム編〜大学生が本学を遠足気分で巡ってみた-文芸表現学科の学生が届ける瓜生通信
https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/1275
本校の大階段、南チームとはここで一旦お別れ。また農園で会おう。
校内遠足の始まりです。
大階段を登らずに左に進み、大学に入れる道が見えてくるのでそこに入ると坂道のお出まし。
坂を上ると、春秋座の裏手に行く道と上に続く道が見えてきました。
まだまだ序盤で時間もあるので、春秋座の裏手・劇場搬入口に行ってみます(※春秋座とは京都芸術大学瓜生山キャンパス内にある劇場のことで、様々な公演が行われるだけでなく、授業でも使用されています)。
春秋座で演劇などが行われる際、この場所に大型トラックをつけて使用する道具を劇場裏手へ搬入します。
ちなみに定期健康診断で胸部レントゲンを撮る場所もここ。何もないと、とても広く感じます。
春秋座の劇場搬入口から悠悠館に向かいます。キャンパスマップに道は書いていなかったですが、悠悠館に行けるわき道を発見しました。
……ん?
猫様発見!!
ご飯や水が入った容器の隣で毛繕いをするキジトラ白の柄の猫。
いきなり近づくと逃げるかもしれないので、カメラレンズを望遠レンズに変え、じりじりと近づきながら撮りました。
向こうもこっちを捕捉しており、しっかりとカメラ目線です。
ジト目がこっちを睨みつけているようで凛々しい。
今度は近づいて撮影。ちなみに撮影している体勢はこんな感じ。
呉谷さんが撮ってくれていたようです。はたから見ればただの変人。しかしカメラがあるからセーフなのだ!
とはいえ、猫にかまけていると日が暮れるので、名残惜しいがキジトラ白(仮名)様とお別れし、悠悠館へ。
階段をおりると、左横に張り紙を発見。
え?ヘビ出るの?
確かにヘビが好きそうな日陰があるけども……気をつけよう。
それでは、悠悠館内部へ。
探索した時がまだ授業時間であったためお邪魔にならないように気をつけて、最上階の四階まで上がります。
4階には舞台芸術学科の研究室がありました。舞台芸術学科には演技・演出コースと舞台デザインコースがあり、舞台芸術を学べる学科です。
なるほど、悠悠館は舞台芸術学科の棟だったのか。この大学に入ってから3年が経ちますが、まだまだ知らないことだらけです。
4階から見える景色は木々がないぶん、遠くまで見渡せました。
悠悠館を回り終えて、来た道を戻ります。その際に、さっきご飯を食べていたキジトラ白の猫がいた場所がありました。容器の近くにはいませんでしたが、まだ近くにはいるはずとあたりを見渡すと……。
いたぁああ!!
急いで望遠レンズに変えて激写。この日一番の猫の写真が撮れました。
今度こそ猫様とお別れし、先に進みます。
緩やかな坂を上ると、滝が見えてきました。
水の音が涼しげで、見晴らしもいいので気持ちのいい場所です。
ここで少し休憩することに。
カメラの手入れや水分補給をします。
十分ほど休み、「よし」と意気込んで立ち上がりました。
休憩終了!
ここからは執筆者が変わり、呉谷が担当します。
階段を上がり、見えてきたのはガラス張りの建物。
駅にある待合室に似ているような気がします。
中の案内板を見ると、ここは望天館のようですね。
なんと、3階に学長室があるようです。
これは気になる!
さっそく中に入ってみると、まるで迷路です…。
本当に大学の建物なのかと疑問に思うくらい静かで、博物館や美術館の雰囲気があります。
3階に来てみましたが、学長室ではなく秘書室の案内しかありません。
多分ここの先にあるのが秘書室?
中に入れば学長室もあるのでしょうか。
偉い人しか入れない雰囲気があって、THE 遠足の服装では入る勇気はありません…。
いつか入ってみたいです。
1階にはウクレレが飾ってありました。
急なウクレレにはびっくりしましたが、なんだか可愛いです。
(※後日、今の望天館は2代目の建物で、1代目の望天館を取り壊した際に出た木材などで作ったウクレレであったと判明しました!)
望天館、静かでどこか緊張感のある建物でした。
入ってきたガラス張りの場所に戻り、再出発!
少し影で休憩し、道順の確認をします。
ふと横を見ると……。
水筒の忘れ物ですね。
こういう忘れ物を見ると寂しい気持ちになるのはなぜでしょうか。
持ち主さんは早く水筒を迎えに来てあげてください……。
気を取り直して。
次に向かったのはある場所。
ここは「猫階段」と呼ばれていて、その名の通り猫がいる階段です。
もちろん、いつも猫がいるとは限りません。
猫の姿は見えなかったので、猫いないかなと思っていたそのとき…
「にゃあ〜」と鳴き声が!!
猫いた!!!!
悠悠館で見たのとは違う猫です!
こんなに猫を見られるなんて、ラッキーです!
テンションは上がっていますが、猫がびっくりしてしまうので頑張って落ち着きます。
それにしても可愛い。
全然逃げていかないし、人に慣れていますね。
【補足】
後日、同じ場所に行ったところまた違う猫が!!
しかもこの猫ちゃん、目が合った瞬間寄ってきて撫でさせてくれたんです!
まんまと猫の可愛さに心を奪われ、夢中で撫でていました。
私は犬派ですが、猫にはまる気持ちもわかりますね。猫可愛い……。
大学生の癒しとなっている存在の猫、また会いに来ます!
進むとレンガ造りの建物が。
他の校舎とはまた違った雰囲気の建物です。
階段なんて、学校とは思えないくらいおしゃれです。
階段を上がって、見えたのは講堂。体育館ですね。
ここでは入学式をしたので、それを思い出します。
ここから見る景色はすごく綺麗です!
高い位置にありますからね。ここで記念に写真を。
さて、ちょっと休憩したところで、そろそろ行きます。山登り。
講堂の奥を行ったところに農園の看板が。
実は、私は30分くらい登るのかと覚悟していたんです。
思っていたより山道だし、頑張るかーと気合いを入れていたそのとき、看板が見えてきました!
なんと、もうゴール。歩いて5分で農園に着きました!
田舎育ちの私からすると、こんなの朝飯前です!
山頂は風が涼しく快適です。
やはり自然は落ち着きます。
向こうの山に見えるのは、大文字焼きの跡ですね。
意外と近いです。
と、ここで南チームと合流。
みんなで持ってきたおにぎりの写真と共に、校内遠足終了です!
今回の校内遠足、私は大学校内でも行ったことのない場所が多かったのでずっとわくわくしていました!
目的地を決め、おにぎりの入ったリュックを背負って歩く。小学生の頃の遠足を思い出し、いいリフレッシュにもなりました。
子どもの頃を思い出して遠足気分で歩いてみると、ただのおでかけでもいつもとは違う楽しさがあるかもしれませんね!
南チームの記事はこちらから!
遠足in京都芸術大学!南チーム編〜大学生が本学を遠足気分で巡ってみた-文芸表現学科の学生が届ける瓜生通信
https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/1275
京都芸術大学 文芸表現学科 社会実装科目「文芸と社会Ⅴ」は、学生が視て経験した活動や作品をWebマガジン「瓜生通信」に大学広報記事として執筆するエディター・ライターの授業です。
本授業を受講した学生による記事を「文芸表現学科の学生が届ける瓜生通信」と題し、みなさまにお届けします。
(構成・執筆:文芸表現学科3年 呉谷夏生 米山綾音)
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