REPORT2022.04.14

アート

ARTで世界を、カラフルに。ARTで世界に、微笑みを。― 「山本太郎・山本真澄・山本雄教・丹羽優太」展

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  • 京都芸術大学 広報課

「ARTで世界を、カラフルに。ARTで世界に、微笑みを。」をテーマにしたアートの祭典「ART@DAIMARU」が大丸京都店にて始まりました。「アートが持っている “理屈を超えた力” を生かしたさまざまな体験やコンテンツ」が用意され、アートを楽しむためのトークショーやクイズラリー、館内各所で展開されるアート作品、そしてイベントホールには巨匠から次世代を担う若手作家まで約500作品が揃い、全館をあげてのアートの祭典だそう。

 

6階では「京都発 人気アーティスト」を紹介、作品販売するコーナーが設けられ、日本画の技法をベースに新たな領域や独自の可能性を広げる作家として、昨年まで美術工芸学科で教鞭をとっていた、卒業生で “ニッポン画” を提唱する山本太郎先生や同じく卒業生の山本真澄さん、修了生の山本雄教さん、丹羽優太さんの4名が競演。山本先生曰く、そこまできっちりとキュレーションしたわけではないそうですが、富士や風神雷神、鳥獣人物戯画など、不思議なことにうまく4名の作品群が調和しています。こども服フロアという場所にもピッタリの遊び心ある作品も多数ありました。

 

また、地下通路のショーウィンドウディスプレイでも、山本太郎先生の作品をモチーフにした空間デザインが施されています。

 

 

日本画の伝統技法をベースに、諧謔(かいぎゃく=ユーモアやシャレ)を交えて、混沌とした日本の姿を描く “ニッポン画” の山本太郎先生。古典的ながらも現代風俗を融合させた、ポップで新鮮な現代美術の新しいかたちです。

《羽衣バルーン》
《燕子花玩具図》《清涼飲料水紋図 Pink & White》
《マリオ&ルイージ図》

 

 

日本画コース卒業生の山本真澄さんは、民族衣装を身に纏ったこどもを描いた作品。どこの民族のものかはわかりませんが、エキゾチックで、国境や民族、宗教などの垣根を超えた美しい情景です。

《森閑》
《幻想》
《夢の住人》

 

 

修了生の山本雄教さんは、お米や一円といった最小単位のモチーフやブルーシートを使った作品。今回は、ブルーシートのちゃちな青と金箔のコントラストの対比がとっても美しい《Blue mountain》。一円玉を使った《572円のウサギ》《459円のカエル》《919円の風神》などアイロニカルで面白い表現です。

《Blue mountain》
《459円のカエル》

 

 

昨年、TOKYO MIDTOWN AWARD 2021 で、下寺孝典さんとの共同制作《なまず公園》でグランプリを受賞した、修了生の丹羽優太さん。墨の作品ですが、和紙ではなく、ポスターのような光沢のある紙に描かれていて、滲みと言うよりも流れを感じる筆跡でした。ちなみに、TOKYO MIDTOWN AWARD 2021 のアートコンペ受賞者によるグループ展もMIDTOWNで開催中です。

《獅子図》ほか

 

 

卒業生たちが出展している「京都発 人気アーティスト」の会期は4/19(火)まで。アートの祭典「ART@DAIMARU」は、他にもさまざまなアーティストの参加やトークイベントもあるようですので、四条界隈にお越しの際はぜひご覧ください。

京都発 人気アーティスト 山本太郎・山本真澄・山本雄教・丹羽優太 展

ニッポンの絵の未来形を京都から。日本画の技法をベースに、新たな領域、独自の可能性を広げる4作家が競演。

会期 2022年4月13日(水)〜19日(火)
※ART@DAIMARUは4月26日(火)まで。
時間 10時~19時
営業時間 9:00〜18:00
場所 大丸京都店6階ほっとスポット

https://www.daimaru.co.jp/kyoto/art_at_daimaru_2022/exhibition2.html#kyoto_artist

 

  • 京都芸術大学 広報課Office of Public Relations, Kyoto University of the Arts

    所在地: 京都芸術大学 瓜生山キャンパス
    連絡先: 075-791-9112
    E-mail: kouhou@office.kyoto-art.ac.jp

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