REPORT2021.01.07

アート

たくさんの思い出が私たちを包む。― こども芸術学科 学生作品展「はぐくむ」

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  • 京都芸術大学 広報課

こども芸術学科の学生作品展が、京都芸術デザイン専門学校のショップスペース「Obra(オブラ)」にて開催されていました。
会期は3つに分かれており、第2期まで終えたところで、年明けに第3期があります。


こども芸術学科 学生作品展「はぐくむ」
第1期:2020年12月10日(木)~12月15日(火)
第2期:2020年12月16日(木)~12月22日(火)
第3期:2021年1月14日(木)~1月19日(火)
※時間:平日は13:00~17:00、土曜日は10:00~16:00
※水曜日・日曜日 休。

こちらの学生作品展は、例年「瓜生山祭(学園祭)」に合わせ、行われているもの。ところが今年の瓜生山祭はオンラインでの開催となったことで、同様に学生作品展もオンラインに。そこで今回、専門学校の「Obra」をお借りし、展示することができるようになったそう。スペースの都合上、3年生27名を会期ごとの3つのグループに分け、展示しています。

特にこども芸術学科の場合、一般的な「美術の展覧会」とは異なり、作品に触れたり、作品を通して鑑賞者と関わることを大切にしているため、オンラインではなく、実際に展示することはとても重要なことなのです。

 

こども芸術学科 学生作品展 「はぐくむ」 

「育(はぐくむ)」ということばを考えたとき、
たくさんの思い出が私たちを包んでくれます。

育まれた、私。
育てられた、私。
育った、私。

そして、やがて育む側になる私たち。

たくさんの「育」を学び、考えてきた私たちが、
それぞれの思いを込めて作品を制作しました。

作品に込められた思いを感じ、
「育」のイメージを膨らませながらご覧ください。

 

こども芸術学科は、「こども」「芸術」「教育・福祉」をキーワードに、こどもの学びをデザインする、幼児教育の新しい方向を探っていく学科で、保育士資格や幼稚園教諭一種免許状が取得できます。

保育士や幼稚園教諭として直接こどもに関わる専門職はもちろんのこと、おもちゃや絵本、遊びのデザインや、こどもを取り巻く環境のデザインなど、多くの場面で活かすことができます。

こどもに向けた製品デザインや、表現方法の展開力につなげるため、さまざまな表現手法を学ぶカリキュラムとなっており、今回の展覧会もしかり、絵画やイラストレーション、絵本、写真、映像、玩具、家具など、さまざまな作品が並びます。

せっかくですので、第1期と第2期の作品を紹介します。これらを観ていただくと、そのバリエーションの広さや根底にある「こども心」を感じることができるかもしれません。

 

いかがでしたか?
こども芸術学科ならではのバリエーションの広さを感じる展示になっています。
年明け1/14(木)からは第3期が始まります。「育(はぐくむ)」から想起された、学生たちの想いを体験しにぜひお越しください。

こども芸術学科 学生作品展「はぐくむ」

第1期 2020年12月10日(木)~12月15日(火)
第2期 2020年12月16日(木)~12月22日(火)
第3期 2021年1月14日(木)~1月19日(火)
時間 平日は13:00~17:00、土曜日は10:00~16:00
※水曜日・日曜日 休。
場所 秀徳館1館 Obra
出展者 居村奈々央、上田彩葉、梅澤舞、岡林昂我、小濱いづみ、北條勝大、木村凜香、久保あや乃、久保田直樹、桑嶋路千阿、小竹日葉里、小林唯子、清水光華梨、鈴田琴乃、ZHONG YI、武久ななせ、田邊梨奈、CHENG YISHAN、土井菜々子、中田茉友子、二井香帆、松久佳蓮、三嵜愛美、水口七重、實生瑞帆、諸井まり、山﨑花野子

 

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    所在地: 京都芸術大学 瓜生山キャンパス
    連絡先: 075-791-9112
    E-mail: kouhou@office.kyoto-art.ac.jp

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