NEWS2020.03.03

学生制作パンフレット『mymymy』 ― 芸大生がつくる、芸大生の等身大

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  • 京都芸術大学 広報課

京都造形芸術大学の学生が制作する大学紹介パンフレット『mymymy』(STUDENT TODAY)。「日本一捨てられない学校案内」と言われることもあり、芸大生ならではの感性とユーモアで自分たちの大学生活を紹介しています。

「京都造形芸術大学にはどんな学生が通っているの?」「先生とはどんな関係?」「大学周辺の雰囲気は?」。京都の芸術大学で学ぶということを考えたときに、頭の中にたくさんの「?」が浮かぶと思います。多くの在学生も同じような疑問や不安を抱いて入学してきました。

「私たちの目線からいろいろな情報を伝えることで、受験生の抱く不安が少しでも解消されるはず」。そう考えた学生有志が立ち上がり、「学生とつくる京都造形のパンフ」として「mymymy」は生み出されました。学生による等身大の情報が得られると反響を呼び、2019年度で12冊目となりました。

2019年度のコンセプトカラーは緑
手書きで作られた「mymymy」からは、大事な何かがきっと伝わるはず

冒頭の在学生1000人アンケートでは「自宅暮らしor一人暮らし」「バイトしてる?」「服にこだわるがある?」などと大学生活、私生活、考え方などを網羅したQ&Aが並び、「京都造形芸術大学の学生とは?」という疑問に応える内容です。

1000人の芸大生の人間性が表れているアンケート

大学周辺のおすすめスポットを紹介したり、学生と教員とのラインのやり取りをのぞき見ることができたり、思わず吹き出してしまう学生のツイートをランキング化したり…。芸大生の素の部分が感じられるコンテンツが満載です。

大学周辺の「隠れ家」を明かす「my KYOTO」
石膏像とのツーショットとともに、それぞれの「折れたエピソード」を披露
「先生は学生の頃毎日朝ごはんを作ってましたか?」「学生のとき、よく自炊しました」。学長とのラインのやり取りで、教員と学生との距離感も感じられる
学生のスマートフォンに保存されていた写真を紹介する「my WINK」
大学生活で感じるさまざまな文句には、大野木啓人常務理事(空間演出デザイン学科教授)が回答
ユーモア満載の学生のつぶやき。ベストオブツイートは『文化人類学の先生、「死」のこと「イベント」って言う』
芸大生の手帳の中をのぞき見れる「my MAGAZINE」
芸大生の手帳らしく、イラストがふんだんに盛り込まれている
親の目線から京都造形芸術大学で学ぶ子どもへの思いがつづられている「my HOME」
「初めての一人暮らしって?」。この疑問に応える間取り図紹介で、学生の暮らしが丸裸に

誌面デザインは空間演出デザイン学科の酒井洋輔准教授がアートディレクターを務めており、京都造形芸術大学の雰囲気、学びを一層イメージできる構成に仕上がっています。

パンフレット制作に際して、いらなくなったノートや教科書を黒く塗りつぶして「mymymy」の文字を浮かび上がらせた
学生総出での制作を酒井准教授は「まちがいなく記憶に残る」と振り返る

「mymymy」は335ページの大ボリュームですが、気軽に持ち運べる手帳サイズで重さもわずか200g。かばんの中に入れておけば、「電車で何気なく読みだしたら、夢中になって乗り過ごしてしまった」「鴨川の河川敷で日向ぼっこしながら読んでると、気付いたら日が暮れていた」ということも体験するかもしれません。

京都造形芸術大学のホームページから資料請求していただくと、お手元までお届けします。

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「やりたいことは、できます。なりたい自分に、なれます。学生みてて、そう思います」。酒井准教授が編集後記で記しているメッセージをぜひご自身で感じてみてください。

一度ページをめくると、夢中になること間違いなし

 

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