初日を迎え、多くのお客さまにお越しいただき、学生ともコラボレーショングッズも大盛況。
右近さんも直々に店頭に立っていただき、グッズの魅力を伝えてくださる様子が印象的でした。右近さんのファンの皆さまからもご好評いただき、店頭に立つ学生たちに温かいお言葉をいただきました。夢のようなひと時を過ごした学生たち、コラボグッズも2日間で完売という嬉しい結果と共に、充実したプロジェクトとなりました。
▼相場さんと岩城さんの感想を紹介します。
相場さん
「今回、研の會のグッズ制作を通して初めて歌舞伎の世界に触れました。この数か月間、右近さんをはじめ多くの方々とのやり取りを重ね、不慣れながらも精一杯プロジェクトに向き合いながら進めてきました。反省点もたくさんありますが、苦労した分得たものはヘビー級の大きさです!今回の経験を自分の中で消化するのには、まだ少し時間がかかりそうです。またひとつ、自分の中でクリアにすべきことがはっきりしました。20歳になりたての今、このプロジェクトはとても貴重な経験になりました。本当にありがとうございました。」
岩城さん
「今回、尾上右近さんの自主公演にグッズ制作という形で携わることができ、大変嬉しく思います。グッズのデザインから販売までを一通り経験させていただき、“対象は誰なのか、求められているものは何か”を意識しなければならないということを勉強しました。店頭で、お客さまから、“おもしろい!”“さすが!”という温かいお言葉を頂戴したり、SNSでグッズの写真を載せて紹介してくださったり、多くの方から反響をいただきました。デザインの力が必要とされているのだと再認識できる機会となり嬉しかったです。違う道とはいえ、芸術という同じジャンルで活躍されている右近さんとご一緒できたことで、私ももっと誰かを感動させたり喜ばせたりすることができるデザイナーになりたいと刺激を受けました。貴重な体験をありがとうございました!」
また今回の公演では学生グッズの他、公演記録撮影として、美術工芸学科 写真・映像コース2年生の岩崎そらさんと木ノ川夕嗣さんが参加しました。
記録撮影として参加の二人は、「劇場が大学内にあるからこそできる貴重な機会に、実際の現場で見えてくる難しさや楽しさを体感しながら、多くのことを学ぶことができた」と話してくれました。
自主公演という大きな舞台にも関わらず、周りのことを一番に気にかけてくださる右近さんのお心遣いで、参加した学生も気負うことなく楽しみながら挑戦できる環境を創っていただきました。右近さんから感じ取った芸術に向き合うことの尊さを胸に、学生たちがこの経験をどのように今後の制作に繋げていくのかとても楽しみです。
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