4月1日(日)から24日(火)まで、京都造形芸術大学の瓜生山キャンパス内「京都芸術劇場 春秋座」では「都をどり in 春秋座」が開催。キャンパス全体を「都をどり」一色に染め上げ、国内外からのお客様をお迎えします。
「都をどり」は1873年より続く京都の春の風物詩。その舞台である「祇園甲部歌舞練場」が耐震工事のため一時休館中につき、2017年からは「春秋座」に舞台を移して開催しています。2回目となる今年は、舞台演出の一部を学生がサポートするなど花街と芸術大学とのコラボレーションが実現。都をどりの長い歴史の中でも初めての試みです。
学生が参加したのは、第二景「源光庵窓青葉」と第五景「雪女王一途恋」の舞台美術。第二景ではキャラクターデザイン学科の学生が都をどりの演出で初となる映像のプロジェクションを、第五景では学内工房「ウルトラファクトリー」の学生が演出の要となる氷の宮殿や女王が舞う氷の杖などをそれぞれ制作しました。
もう一つのみどころが、人間館1階を会場に都をどりをテーマにしたアートを展示する「ウェルカムアート」。マンガやファッションアイテム、会場装飾など、都をどりを盛り上げたいと学生と教員が企画・制作しました。
さらに、学内博物館「芸術館」では特別企画「すがお~22人の舞ことば~」を展示。祇園甲部の舞妓22人から学生が引き出した、一人ひとりの「すがお」な言葉や表情をパネルで紹介し、出演者に親しみを持って鑑賞してもらうことを目指しました。
他にも、人間館1階のカフェ「ブレスクアド」では「京都」「舞妓」「京舞」などのキーワードをもとにキャラクターデザイン学科・マンガ学科の学生が考案したコラボメニューが、同ギャルリ・オーブ前の「URYUYAMA STORE」では学生たちが企画・制作した「都をどりみやげ」がお楽しみいただけます。
会場内のマップについてはこちらをご覧ください
http://miyako-shunjuza.jp/pdf/map.pdf
都をどりin 春秋座の公式ウェブサイトはこちら。チケットも本サイトより購入いただけます。
都をどり in 春秋座
会 場 | 京都芸術劇場 春秋座 |
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住所 | 京都市左京区北白川瓜生山2-116 |
期間 | 4/1(日)~4/24(火) |
時間 | 12:30/14:20/16:10(各50分) |
料金 | 茶券付特等観覧券 4,600円|壱等観覧券 3,500円(ともに税込) |
問合せ | 祇園甲部歌舞会 075-541-3391 |
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京都芸術大学 広報課Office of Public Relations, Kyoto University of the Arts
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