京都の文化振興や発展に功績があった人をたたえる「府文化賞」の第36回(平成29年度)受賞者が発表され、文化の向上に功労があった人に贈られる「功労賞」を名和晃平教授(大学院芸術研究科)、新進の芸術家が対象の「奨励賞」を卒業生の杉原邦生さん(映像・舞台芸術学科2004年度卒業)がそれぞれ受賞しました。
名和教授は彫刻家として、京都・伏見区に設立したクリエイティブ・プラットフォーム「SANDWICH」を拠点に作品を制作。フランス、ドイツ、ブラジルなど海外でも個展を多数開催するほか、京都・南区の「ホテル アンテルーム京都」のアートディレクションや2020年東京オリンピックの文化プログラムに向けたリーディングプロジェクト「東京キャラバン」の美術・空間構成を手がけるなど幅広く活動しています。
杉原さんは演出家、舞台美術家でプロデュース公演カンパニー「KUNIO」主宰。『ハムレット』から『東海道四谷怪談』まで数々の古典的名作でオリジナルの演出を手がけ、新たな息吹を吹き込んでいます。最新演出作は作家・石田衣良原作の小説を舞台化した「池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE」。
お二人の今後の活躍にどうぞご期待ください。
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