「ミロのヴィーナス大賞」は、美術工芸学科油画コース3年生の宮本慶司さんの手に -第13回 ミロのヴィーナスデッサン大会(2017年10月28日)
- 京都芸術大学 広報課
2017年10月28日(土)。この日ギャルリ・オーブの吹き抜けでは、「第13回 ミロのヴィーナスデッサン大会」が行われました。
京都造形芸術大学にあるミロのヴィーナス像は、関東大震災の復興のためフランスから帰国した建築家 中村順平氏(1887-1977)が持ち帰った4体の内のひとつ。ほかの3体は、戦時中に焼失した1体を除き、現在も東京藝術大学と石橋美術館にあるのだそうです。
このヴィーナス像が京都造形芸術大学に寄贈され、大学に到着したのは2005年8月8日のこと。同年10月3日に除幕式でお披露目されました。以来、このミロのヴィーナス像を在学生のデッサンの研鑽の場にしようと、毎年この時期にデッサン大会を開催しています。
13回目を数える今年は、通学課程から32名、通信教育課程から7名の在学生が参加し、午前9時15分から午後4時30分まで、1日かけてミロのヴィーナス像と向き合いました。
デッサン終了後は、美術工芸学科の森本 玄教授、創造学習センターの箭内 新一教授、同センター秋山 一郎准教授の3人による講評会が行われ、ひとりひとりの作品にコメントとアドバイスが行われました。
そして、今回最優秀賞にあたる「ミロのヴィーナス大賞」を受賞したのは、美術工芸学科油画コース3年生の宮本 慶司さん。賞金10万円をものにしました。
その他の受賞者は、以下のとおりです。
「ミロのヴィーナス準大賞」
◇中澤 ふくみさん(美術工芸学科油画コース3年生)
「優秀賞」
◇伊藤 かなみさん(美術工芸学科油画コース2年生)
◇長島 伊織さん(美術工芸学科油画コース2年生)
◇服部 一輝さん(美術工芸学科油画コース2年生)
◇澤田 光琉さん(美術工芸学科油画コース1年生)
◇根之木 颯亮さん(情報デザイン学科情報デザインコース2年生)
また来年、みなさんのチャレンジをお待ちしています。
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