【京都市左京区北白川】究極の癒し系隠れ家、cafe homeで休息を――文芸表現学科の学生が届ける瓜生通信
- 京都芸術大学 広報課
京都芸術大学 文芸表現学科 社会実装科目「文芸と社会II」は、学生が視て経験した活動や作品をWebマガジン「瓜生通信」に大学広報記事として執筆するエディター・ライターの授業です。
本授業を受講した学生による記事を「文芸表現学科の学生が届ける瓜生通信」と題し、みなさまにお届けします。
(構成・執筆:文芸表現学科 石田葉南、大城彩世、黒田真生、畠山夏芽)
あなたはcafe homeを知っていますか?
透明な陽射しが降り注ぐ、光ある場所。
cafe homeは、京都市左京区北白川にある、こぢんまりとした癒しの喫茶店です。
ひとりでお店を切り盛りするのは、店主の岡本佳子さん。素敵な場所をさらに素敵にする、あたたかでチャーミングな笑顔の持ち主です。
今回はそんな岡本さんに、cafe homeについてのお話を伺いました!
本記事ではお店の魅力について、その成り立ちやメニュー、お客さんとの関わり方など、様々な角度から紹介します。
学生が見つけた癒しの場所――cafe home
取材・記事執筆を担当するのは計4人。
本授業で扱う企画を考える際、せっかくなら学校の近くのお店を紹介するのはどうかと、cafe homeの名前をあげたのはメンバーのひとりの黒田さんでした。
「まず何より美味しい! 品数が多いのにリーズナブルで、定食にはデザートもついてくるからじぶんの機嫌をとるために週1くらいで通っちゃう。女性ひとりで切り盛りされていて、たしかお料理教室もやっているとか……。事前に予約すれば誕生日ケーキも作ってくれて……。お店の雰囲気もすごくよくて……。店主さんも凄くあたたかい方で、『美味しかったです』って伝えたらレシピを教えてくれたこともあってね。なんかもう、ちょっとした“隠れ家”みたい。私にとって」
黒田さんの話に一同聴き入って、一呼吸。おだやかな情景が目に浮かぶようで。
気になる。知りたい。書きたい、という声がメンバーの中から瞬く間にあがります。その魅力あふれるお店の様子と、実際に通っているからこその実感のこもった言葉によって。
その後は先生や職員の方々も交えて問答し、細々と企画を詰める中で、他にも企画案はいくつかあったのですが、cafe homeの第一希望は揺るがないものとなりました。
岡本さんに取材交渉に伺った際には、「私にできることなら何でも協力します」と、快く承諾していただけました。(なんと、黒田さんはお手紙も渡していました!)
今回、黒田さんが先立って繋いでいてくれた縁が、私たちを引っ張っていってくれました。
ひとりの「この場所を人に伝えたい」という思いが、実際に私たちメンバーへと伝わり、さらにこれを読むあなたにも、伝わればと思います。
cafe home という場所
cafe homeは京都市左京区北白川にある小さなカフェです。
哲学の道から続く疏水沿いに面した大きな窓とあたたかみのある木の扉、看板と小さな黒板が目印です。
営業日は月・火・金・土曜日。営業時間は12時から17時。ケーキや焼き菓子などのおやつがメインですが、月曜日と火曜日は日替わりごはんプレートも販売しています。
たくさん魅力があるcafe homeですが、なかでも居心地の良さは格別です。
今回、cafe homeの店長・岡本佳子さんにお話を聞きました。
いろいろ考えたんだけど、結局分かりやすいのがいい
6月のある日、私たち4人のメンバーはcafe homeに取材で伺いました。この日は定休日。試験期間平日の昼過ぎということもあって人通りは少なく、快晴です。
扉を開けると岡本さんが笑顔で出迎えてくれました。
好きな席にどうぞ、と言われ、二人掛けのテーブル席二つを借りていよいよインタビュー開始です。といっても、普段通りの岡本さんのお話や雰囲気が魅力的なので、かっちりしたインタビューというよりも座談会、といったイメージのほうが合っているのかもしれません。
「インタビューされるのは初めて」だとおっしゃった岡本さんは事前にお伝えしていた質問に答えるためのメモを用意してくださっていました。
いくつか聞いていくうちに話題にあがったのは「cafe home」という店名の由来です。
ちょうど私たちが座る側からよく見えた、店内メニューが書かれた黒板の下には、「home」と書かれた小さな看板があります。
かわいらしいひよこがついているそれは、店名が決まる前くらいの時期にどこかのフリーマ-ケットで買ったそうです。店内にはその看板をはじめ、木の小物や雑貨、鳥や動物モチーフの小物があちらこちらに飾られています。
「いろいろ考えたんだけどね、結局わかりやすいのがいいんじゃないかと思って。結局ものすごいオーソドックスな店名になったね。もうちょっとひねった名前も考えたんだけど、結局覚えられないし、だんだんやっていくうちに初めに思っていたことと意味もどんどん変わってきちゃうから」
「cafe home」。覚えやすくてあったかい。隠れ家のような、穏やかな店内の柔らかい雰囲気にぴったりです。
ケーキ作りはもうただただ楽しい。変わらないですね
店内を見まわしていると、目立つのは入口ドア横の壁に取り付けられている、大きな黒板です。
いつものメニューの他に、下の方には季節によって変わるその日のスイーツメニューやおすすめドリンクなどが書かれています。
黒板を見ながら話すのは、メニューについてのこと。スイーツメニューだけのカフェは珍しくはありませんが、ランチを出す日を曜日で分けているお店はあまり聞いたことがないと思います。
「もともと、ここのスタートはお茶とケーキだけやったんですよ」
メニューについて尋ねてみると、岡本さんはこう答えました。
きっかけの1つとしてはランチご希望のお客様が多かったこと。それから自身の妊娠出産を経て、再オープンの際にメニューをがらっと変える決断をしたそうです。
「今は曜日で分けているんですけど、私の軸はケーキなので。ランチがあるとどうしてもランチばっかりになっちゃってケーキをじっくり作る日がなくて」
ケーキを作りたいから開いたお店。お客様の希望を取り入れつつも、自分のやりたいことはずらしたくない。ちょうどいい塩梅で、楽しくやれるように。岡本さんがお店を切り盛りしていくうえで大切にされていることなのだと感じました。
「ケーキはね、今ある材料で季節感をだせるのは何かなとか考えていると、ただただ楽しい。20年以上やってますけど変わらないですね。ケーキ作りはずっと楽しいですね」
ケーキ作りは重労働ではないか、と聞いたメンバーに、「全然しんどさは苦にならない」と笑った岡本さん。
ケーキはいろいろな食材を組み合わせて作っているそうです。旬の果物が多い秋は言わずもがな、冬はイチゴ、春は桜など季節感を大切にされています。夏は、レモンであったり、暑いのでさっぱりしたものが好まれるのでなかなかレパートリーを増やすことが難しいのだとか。
昔働いていた神戸のカフェでは「変わった組み合わせのメニュー」が提供されていたそうで、その影響だろうとおっしゃいました。
たしかに、「レモンと緑茶のマフィン」などはなかなか見ることのない組み合わせです。カウンターの焼き菓子が並んである棚で見つけて思わず買ってしまったことを思い出しました。
ちゃんと甘いのにレモンも緑茶の風味も感じられて新しい組み合わせの可能性を感じました。ぜひ食べてほしいお菓子の一つです。
ちなみに、焼き菓子の棚は旦那さんが作ってくれたもの。日によってクッキーであったり、マフィンであったり、ラインナップが変わるので来店する度、一度は覗いています。密かな楽しみです。
今までの中で、筆者のいちばんのお気に入りはクリスマスの時期に並んでいたクマのクッキーです。つぶらな瞳が可愛くて食べるのがもったいないくらいで、角度を変えて写真を撮ってからようやく口に入れました。岡本さんは、絵を描くのは苦手だけど頑張ったのだと教えてくれました。
個人だからできることはやりたい
インタビューをしている途中に、何度か近所の方がおすそ分けやおしゃべりをしに訪れました。
お店や空間に、軽く世間話をしたくなるような空気が流れているからでしょう。
岡本さんも、常連さんとおしゃべりをする時間を楽しまれているように見えました。お客さんとの関わり方について聞いてみると、岡本さんならではの工夫をお聞きすることができました。
「基本的に窓側に座る人って喋りたい人なんですよ」
窓側の席は、岡本さんが作業をするキッチンカウンターの正面に位置します。おしゃべりを楽しみにされている常連のお客さんはたしかに、皆さん窓際の席に座られていました。くるりと振り向いて岡本さんの顔を見ながら会話されているところをよく見かけます。以前、窓側に筆者がメンバーのひとりと一緒に座っていたときに、常連さんに話しかけられて、しばらく話が弾んだこともあります。
一方で、グループ同士で来られていたりひとりでマイペースに過ごされていたりするお客さんは入口の正面のテーブル席に座られることが多いです。筆者も端っこが落ち着くのでたいていはこちら側に陣取ります。ひとりの時間をゆっくり過ごしたくて来るので、岡本さんはよく見ていらっしゃるなと驚きました。
話しかけるタイミングひとつとっても細やかな心づかいが感じられます。常連さんであっても話しかけてこられない限りは、声をかけないようにされているそうです。
賑やかな人も静かな人もどちらもいる。どちらもいてもいいカフェ。だからこそ、それぞれが過ごしやすい空間を考えていると岡本さんはおっしゃいます。
常連さんとは料理のレシピを交換し合ったり、主婦ならではの話をされることもあります。学生のお客さんは少ないので、来てくれると嬉しいのだと笑顔で教えてくださいました。
違った観点からのメニューに関するお話もありました。
「リクエストは結構聞きますよ。皆さん慣れてきたら言ってくださるので、言ってもらった方がこっちも気楽で」
お客さまのご希望から始まったランチメニューもあり、「これ食べたいです」などのリクエストを取り入れることも多いそうです。
「週2回のランチに2回とも通ってくださる方がいらっしゃるので」と岡本さん。前日と同じ食材でも、レパートリーを増やして飽きさせない工夫もしています。
「個人経営だからできることはやりたいなっていう感じでやっています」
たとえば、「誕生日ケーキを作ってもらえる」サービスがcafe homeにはあります。今回の記事を書くにあたって初めて利用したのですが、「どんなケーキが食べたいですか?」というヒアリングからはじまって驚きました。
「自分が食べたいものを食べたいだろうし」というお言葉には、本当にその通りです、と言ってしまいそうになりました。ケーキ屋さんだとあるものから選ぶことが多いですが、cafe homeでは選択肢が本当に多くてワクワクします。
他にも、キャロットケーキが好きなお客様がいらっしゃるときを見計らってケーキを作られたり、個人店だからこそできるお客様とのかかわりを大切にされています。
桜が生み出したアットホームなカフェ
お店は岡本さんご夫婦でいちから作り上げたもので、手作りならではの温かく心地よい雰囲気となっています。
店内は木がメインとなっており、若葉のような薄黄緑色の木目調の壁や昔の小学校の廊下を思わせるダメージ加工された床は、ご夫婦がペンキで色を塗ったり、削ったりして作り上げたそうです。
そしてなんといってもこのお店で一番のポイントは、この大きな窓です。開放的な窓が柔らかい日差しを取り入れ、店内を優しく照らしています。木材との相性はバツグンで心地よさを倍増させます。
住居兼店舗という条件を前提に左京区で物件を探していたところ、白川疎水通りにずらっと並ぶ桜の木も見えることからこちらを選ばれたということもあり、桜が見えるように、まずはこの大きな窓を作られたそうです。
「窓以外にこだわりはありませんでした。この窓がcafe homeのベースになっているんですかもしれないです」
哲学の道から繋がっていることもあり、桜が咲く時期にはお客さんが増えるそうです。
シフォンは絶対、食べてほしい
ケーキ作りから始まったお店。これだけは聞かねば、と思っていたことをついに聞くことにしました。それは、1番の「推しメニュー」。
「ケーキはね、シフォンケーキ」
ケーキの話をとても楽しそうにされている岡本さんに、メンバーたちも前のめりになりながら相槌を打ちました。
「基本的にシフォンだけは2種類置いています。季節感が出てるものとなんでもないものと。シフォンは絶対、食べてほしいですね」
実は、インタビューのお願いに伺った日もシフォンケーキがちょうど焼きあがったところでした。型のままひっくり返されているシフォンケーキがとてもいい匂いだったのを思い出します。
難しいとされているシフォンケーキですが、「慣れっていうか、作りすぎて余裕!みたいなところがある」と返ってきました。
「でもね、ここ1、2年の間にレシピを3回変えてるんです。まだまだおいしいレシピがあったら作りかえる気でいます。いつも今が1番ベストの状態です」
春の桜のシフォンが思い出されます。どのケーキもおいしいのですが、ランチのデザートにシフォンケーキがついてきたときには気分が上向きになりました。しっとりしていて、軽いわけではないのに優しい甘さ。ふわふわの触感。「ぜひ食べてほしい!」の一言です。
もっともっとおいしくなる、ベストを更新し続けるシフォンケーキをぜひこれからも追いたいと思いました。
お店の経営はマイペースに
cafe homeは現在、岡本さんおひとりでお店のすべてを担当されています。買い出しやメニュー決め、カフェの営業はもちろん、経理も担当されています。
おひとりですべてをこなすのは至難の業に違いないのですが
「オープン当初、休日は旦那にもお店に立ってもらっていたんだけど、あんまり接客業に向く人じゃないんで、抜けてもらって。アルバイト募集の電話がかかってきたこともあるんだけど、ひとりだと全部自分の塩梅でできるので、ひとりでやった方が早いなって思っちゃって」
ということでこのスタイルに落ち着いたそうです。
しかしお店をおひとりでまわすのはやはり大変なようで、数字関係のものだけは誰かに任せたいと常々思っているそうです。
「私はここにいるときにしかここのことをしないって決めていて。仕込みも全て。 絶対に時間外では働かないので時間との勝負だね」
仕事場と家が一緒だとしても、仕事の時間と家の時間を曖昧にせず、時間内にお店のことを終わらせるという、固い意志が岡本さんからは感じられました。このメリハリのつけかたが、家庭と仕事の両方を大切に出来る秘訣なのでしょう。
カフェでの繋がりが「やりがい」に
居心地の良い空間を提供してくれるcafe homeでは、常連さんが羽を伸ばしています。cafe homeをきっかけに仲良くなった常連さん同士のお話を聞くのが、岡本さんのやりがいのひとつだそうです。
新規のお客さんが入りにくい雰囲気を出さないようにする配慮や、静かに過ごしたい人、おしゃべりしたい人を見極め、全てのお客さんが快適なひと時を過ごせるような空間をめざしているとのこと。
「続けて通ってくれる方がひとりでも増えると、良かったなって。気に入っていただけたのかなと思うと嬉しいですね」
新しいお客さんがいらっしゃることによって、新たな人間関係や話題が生まれるため、広がったコミュニティがまた岡本さんのやりがいへと繋がるのです。
クッキーミックスと神戸とカフェ開店のきっかけと
ケーキを作ることが全く苦にならないほどケーキ作りが大好きな岡本さん。
中学2年生の頃にお母様を亡くした岡本さんを元気づけるために、ご友人が市販のクッキーミックスを紹介してくれたことがきっかけで、お菓子作りを開始したそうです。
お菓子を作るとご友人が喜んでくれることや、意外と簡単で楽しいと思ったことからお菓子作りに熱中するようになったとのこと。
岡本さんがカフェをはじめようと思ったきっかけは、神戸の個人店のカフェでした。
当時神戸のケーキ屋で働いていた岡本さんは、仕事帰りにそのカフェに通っていた常連客でした。
やがてケーキ屋が閉店することになり、ちょうど採用募集がかかっていたそのカフェの面接を受け、無事採用となりました。
「ケーキ屋の仕事が大体夕方に終わるんで、土日はそこに週末限定のスイーツを食べに行くのが楽しみで。顔を覚えられていたので、面接に行ったときめっちゃ恥ずかしかった」
神戸のカフェはもう閉店してしまったそうなのですが、植物や木を装飾のベースとした店内で、日替わりランチやケーキプレートを提供するカフェだったそうです。
聞けば聞くほどcafe homeを思わせるところがあり、cafe homeは、この思い出のカフェと岡本さんらしさを組み合わせることで出来上がったのだと伝わってきました。
「当時ケーキだけやれたら良くて、自分もカフェをやろうとは全く思ってなかったんだけど、カフェで働くうちにカフェもいいかもねって思って。カフェの形はほぼここで教わったかな」
若い頃はあまり接客が得意ではなかったことから、神戸のカフェで働くまでは、ケーキを作るだけの裏方として仕事をし続けたいと思っていたそうなのですが、働くうちにお客さんの優しさやカフェならではの魅力に気づき、次のキャリアとして自らカフェをオープンしようと決めたそうです。
この先も私を生きる
常連のお客さんと良い関係を結び、ゆったりと岡本さんのペースに合わせて営業しているcafe home。岡本さんはcafe homeでしたいことは全て終わらせたと思うほど、お店の経営に満足しているようす。
ですが、少しずつ次のステージへ進むことも視野に入れているとおっしゃいます。
「やりたいことがないと人生に張りがないでしょう。だから他にやりたいことができたらそれをします。この店を畳むのがもったいないとか、そのときにはそんなこと思わないんじゃないかな」
もしこの先、他にやりたいことができたなら、12年間も続けてきたお店を手放すことに臆せず、自分の人生を生きるために、新たなことをはじめると岡本さんはおっしゃいます。
cafe homeではやりたいことをやりきったと感じているからこそ、新たな挑戦ができるという岡本さんの芯の強さが感じ取れます。
「皆さんもまだこれからだから、やりたいことやってくださいよ。辛いことがあっても、やりたいことなら耐えれるから。自分が決めた道だしね」
cafe homeの店主としてではなく、人生の先輩としてのアドバイスは、この先の長い人生を不安がる大学生には響きました。
同時に、好きなことをするためにはただ楽しむだけでなく、努力や忍耐、覚悟が必要だということも伝わってきました。
岡本さんは今日まで、夢を夢で終わらせないため計画的に構想を立て、それを実現するための努力をされてきたのでしょう。
柔軟でありながら太い芯のある岡本さんが作り上げたcafe home。みなさんも北白川に来た際にはあたたかく心地よい店内でホッとひと息ついてみてはいかがでしょうか?
京都芸術大学 Newsletter
京都芸術大学の教員が執筆するコラムと、クリエイター・研究者が選ぶ、世界を学ぶ最新トピックスを無料でお届けします。ご希望の方は、メールアドレスをご入力するだけで、来週水曜日より配信を開始します。以下よりお申し込みください。
-
京都芸術大学 広報課Office of Public Relations, Kyoto University of the Arts
所在地: 京都芸術大学 瓜生山キャンパス
連絡先: 075-791-9112
E-mail: kouhou@office.kyoto-art.ac.jp