REPORT2017.02.23

京都デザイン

木のタイルプロジェクト

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  • 京都芸術大学 広報課

京都府内で生産されるスギ・ヒノキを使った新しい住宅用の内装材(木のタイル)をデザインする京都造形芸術大学プロジェクトセンター「木のタイルプロジェクト」のプレゼンが、一昨日の2月21日(火)、プロダクトデザイン学科の学内工房PRODUCT FABで行われました。

このプロジェクトは京都産木材の利用を促し、森を循環させる取り組みを行う京都府木材組合連合会との連携で行われたもの。参加した18人の学生たちは、森に林業の現場を訪ね、製材工場で丸太が木材になる様子を見学した後、6つのグループに分かれてそれぞれテーマを設定、昨年の12月から製品開発に取り組みました。

この日、京都府木材組合連合会と京都府農林水産部林務課木材産業担当の方へ向けて行われたプレゼンの会場は、今回の作品を製作するために実際に使用された木工、樹脂加工、3Dプリンタまで行える工房 PRODUCT FAB。今回の木のタイルは、主に壁面に使用するもので、オブジェとしてデザインされたものから実用性のあるものまで、さまざまな製品が提案されました。
また、指導教員であるプロダクトデザイン学科 上林壮一郎准教授は「一見同じようなデザインも、機能性を一つ持たせるだけで違う意味をもち、簡単に真似をすることができないものになる」とアドバイスしました。

今後、彼らのデザインが京都の林業活性化に貢献する日が来るかもしれません。a

 

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