
2月は節分で始まりました



園庭に現れた赤鬼・青鬼・黄鬼
まずは、鬼が保育園の中に入って来ないように玄関2か所にいわしとヒイラギを飾りました。
山から鬼が降りて来て、くり組、まつ組のベランダに姿を見せ、幼児クラスが集まっていたホールの窓の外にも姿を見せました。
その後、園庭に現れた赤・青・黄色の鬼に向けて、みんなで豆まきをしました。
新聞紙を丸めて豆に見立て、鬼に向けて「鬼は外~!」とみんなで投げつけました。
鬼は降参して、山に帰っていきました。
鬼退治をして、みんなの心の中の鬼を追い出した後、福の神が現れました。
福の神からは、福豆をいただき床の間にお供えしました。

現れた福の神
卒展参観

「色がいっぱいだね」と楽しむくり組の1歳児達

きれいな花に笑顔をほころばせる まつ組の2歳児達

中はどうなっているのかが気になる もみじ組の3歳児達

「落とさないように、いっぱいのせよう」協力して楽しむ うめ組4歳児達

こども芸術学科の卒展には、
子どもたちが実際にふれて遊べる作品がたくさん展示されていました。
こども芸術大学でお世話になった4回生の作品も展示されていました。
この卒展には、全てのクラスの子どもたちが訪れて、楽しく遊ばせてもらいました。
楽しすぎてなかなかその場を離れられませんでした。
プロダクトデザイン学科の4回生も子どものおもちゃ制作のために何度も保育園を訪れていました。
試行錯誤を繰り返し素敵なおもちゃができあがり、卒展に展示されていました。
子どもたちは夢中になって遊んでいました。
当日は学科長の先生が案内してくださって、それぞれの作品の説明をしていただきました。
こども発表の日





24日(土)には「こども発表の日」がありました。
それぞれのクラスには大好きな物語があります。
くり組は「あかたろう」、まつ組は「はらぺこあおむし」、
もみじ組は「11匹のねこ」、うめ組は「3枚のお札」、
さくら組は「空とぶ馬と七人の兄弟ーモンゴルの北斗七星のおはなしー」で、
子どもたちは好きなお話を何度も何度も聞きたいので、
いつも部屋からお話が聞こえていました。
それぞれのクラスの発表はお話をもとに子どもたちと保育者が一緒に作ってきたもので、
子どもたちの中にはストーリーがしっかりとイメージされています。
こども発表の日が出来上がりではなく、これからもどんどん遊びは広がっていきます。
当日は、保護者の方がいらっしゃることで普段の姿のままとはいかなかったですが、緊張と恥ずかしさの中でも子どもたちは精いっぱい発表していました。

現クラスで過ごすのは後1か月間。
さくら組(5歳児)にとっては「こども芸術大学」で過ごす大切な1か月間。
今までお世話になってきた瓜生山ともお別れになりますが、山に出かけて行ってたっぷりと遊びましょう。
瓜生山も子どもたちと思いっきり遊べることを楽しみにしていることだと思います。
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西井 薫Kaoru Nishii
1978年京都教育大学音楽科卒業。京都市立小学校4校(20年間)京都教育大学附属京都小学校(8年間)附属桃山小学校(8年間)。市立と国立(独立行政法人)合わせて36年間小学校勤務。その後、教育実習生の指導に長年携わってきたことから京都教育大学教職キャリア高度化センタ―に籍を置いた。実地教育運営委員会の委員長として、大学と附属学校園のパイプ役にという思いで勤務した。大学の授業では、教員を目指し入学してきたかつての教え子たちに再度関われる幸せな機会を得られた。また、日英の教員養成を比較研究するプロジェクトに参加することができ、大きな成果があった。
音楽教育では、伝統文化を継承していくことの重要性を実感し、附属桃山小学校の音楽科では、伝統音楽(筝、三味線、六斎、祇園ばやし)が教科カリキュラムに組み込まれている。