七月七日。七夕の当日に学生たちが主導したイベント『瓜生山七夕祭り-星に願いを-』が開催されました。
企画・制作を自主活動グループON3、KUA宇宙部SOLAB、瓜芸七夕の会の3グループが務め、DiningBar ROANAPURAが飲食の提供に協力をした今回の催しについて、各グループのリーダーを務めた3名にお話を伺いました。
———人間館の1階に大きな笹がありましたね!あれは「瓜芸七夕の会」が用意したのですか?
川口 源太さん(以下・川口):大学に入学した際に、七夕が近くなっても笹が飾られていないので、芸教や学生センターに問い合わせたところ、「学校では用意しない」と言われたんです。学校や他の学生がやらないなら僕がやるか、と思って昨年から始めたのが「瓜芸七夕の会」です。今年は合計で2,000枚を超える短冊が集まりました。
柴田雄大さん(以下・柴田):そんなに集まったんだ!実は僕たちSOLABも智勇館で笹を飾ってて、密かにライバル視してたんですよ(笑)
川口:えっ、そうだったんですか?
柴田:SOLABは天体を学んで創作に活かそうとしているサークルです。やっぱり七夕も天体に関わるイベントの一つなのでどうにかして盛り上げたいなと思っていて笹を毎年用意したりしてたんですよ。
中西広人さん(以下・中西):どちらも「学校をよくしたい」という気持ちがあるのに、お互いの存在を知らないっていうのはなんだか勿体無いなと思って、「七夕のイベントを一緒にやろう」と声をかけました。
———それで今回たくさんのグループを誘って七夕イベントになったわけですね
中西:日本語学校や保育園、専門学校にも笹を設置して学園全体を巻き込んでイベントができないかと思って各所にお声掛けしたところ、快く応じてくださいました。イベント当日にはすべての笹をピロティに集めて、お祭りっぽい雰囲気を出せたんじゃないでしょうか。
———DiningBar ROANAPURAさんの屋台も大盛況でした
中西:ピロティから春秋座まで並ぶほどの人が来たのは正直想定外でした。
店長さんが日ごろから学生を応援してくれてて、「何かイベントやるなら協力するよ!」と仰っていてくださったので、ミール系をお願いしました。ノンアルコールカクテルも七夕にちなんだメニューを作成してくださったんです。
柴田:SOLABがROANAPURAさんの屋台の列整理を手伝ったりもしていました。
SOLABもオリジナルステッカーなどを販売していました。本来であれば星を見るイベントも考えていたのですが、天気が悪く、実施できなかったのは残念です。
川口:結果的にピロティで実施したことによって、よりたくさんの方が来てくださったのではないでしょうか。
中西:お子さんから高校生から、幅広い年齢層の方にご来場いただきました。その姿を見て「目標が達成できた!」と思いましたね。
七夕イベント盛り上がってます
— 京都芸術大学 (@kua_pr) July 7, 2023
SOLABのみなさんが出店しているグッズも可愛いのでぜひチェックしてください☺️ https://t.co/VnrXi50Sil pic.twitter.com/iM6mk7F50l
———今回のイベントの感想と、今後の展望は?
柴田:今回いろいろ反省点もありますが、いい経験ができたと思います。今年度で卒業なのでかなり名残惜しいですが、後輩たちにこれからも頑張ってもらいたいです。
中西:ON3としては今後も大体1か月に1回のペースでイベントを行っていく予定ですが、僕も卒業の年なので、後輩たちにON3を引き継いでもらいたいですね。この七夕イベントが学園の年中行事になり、北白川全体を巻き込んで、さらに「京都の七夕といえば!」というくらいの大きなイベントになってほしいですね。
川口:来年僕しか残らないんですね!(笑)
入学したころ、ちょうどコロナ禍でイベントを企画するのが難しかったんですが、やっと入学前に思い描いていた大学生活やイベントの企画をできていると思います。この七夕の会も、いろんな人の思いが重なって大きな規模のことができるようになりました。今後もたくさんの人でにぎわっているイベントを企画していきたいですね。
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