COLUMN2026.09.07

教育

瓜生山でこどもが笑う -葉月 こころとからだをひらく 季節―

edited by
  • 雑賀 隆子

 8月の保育園は、お盆前後に子どもたちの登園が少なくなりましたが、いつもと変わらない元気なひと月でした。ホールではサッカーやバスケットボールを汗だくになって楽しみ、色水遊びでは、水に色を落とし徐々に広がっていく不思議な様子をじっと見つめていました。

むぎゅむぎゅ
冷たいね
ツンツン

小さなバケツの中では真っ黒に見えた水も、大きなタライに移すと緑色になり、色の変化や見え方にも興味をもっていました。プール、水遊び、片栗粉などの感触遊び…蝉を追いかけたり、蝉の抜け殻を手のひら一杯に集めたりと遊ぶことにずっと夢中でした。また休日には、お祭りや旅行、映画などに行って楽しかったことをたくさんお話ししてくれました。


 2歳児は、以前大学の農園を管理されている先生から藍の種をいただき、毎日欠かさず水をあげて育てました。見る見るうちにたくさんの藍の葉が増え、それを摘んで叩き染めや絞り染めをしました。

藍の葉

絞り染めは、ほんのり青緑に染まり布に薄くあらわれた模様を「丸いね」「クモの巣みたい」と、出来た模様の形を見立てて楽しむ子どもたちでした。

藍染め

 年長児は、味噌作りに挑戦しました。大豆以外でもひよこ豆や小豆などの他の豆類、または米と玄米のみでも味噌が作られるようです。今回はやわらかな甘みとほくほくした味わいが楽しめるひよこ豆で味噌を作りました。

味噌作りの前日、しっかりと洗ってたっぷりの水に浸しておいた豆を朝一番に出勤してきた保育士が炊飯器で炊いてくれました。子どもたちは、炊きあがった豆が柔らかくなったかの確認と味見です。炊飯器の蓋を開けるとお豆の甘い香りが立ち、カチカチの茶色だった豆はホクホクの甘い豆に変身していました。ゆで汁も試飲し「あったまる~」とほっこり笑顔。柔らかくなった豆を自分たちの手で一生懸命つぶし、塩と麹を全体に馴染むようによく混ぜます。「なんかおいしそうに見えてきた~」という子も…ちょっと味見すると「しょっぱーぃ!」思った以上に塩辛かったようです。

味噌づくり
味見する?

最後は一人ずつ団子状の味噌玉を作り、「おいしくなーれ!」とおまじないをかけて袋に入れていきました。時間の経過とともに色が少しずつ濃くなり、お豆と麹が馴染んでいくと味噌の完成です。

どうかな?

 自分たちで作った味噌を食べられる日が待ち遠しい子どもたちです。

 

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  • 雑賀 隆子Saiga Ryuko

    2025年度に学校法人 瓜生山学園 認可保育園 こども芸術大学 園長就任。

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