12月11日(月)から17日(日)まで、人間館1階ラウンジではこども芸術学科主催の「あそびとじねん –日常と芸術と地域の中から− 」展が開催中です(10時30分~16時30分、会期中無休)。
スマホやパソコンに触れる時間がどうしても多くなる現代だからこそ、人にとっての自然(じねん)とあそびの在り方を探り、ポスターというかたちで表した本展。同学科専任講師の村山修二郎先生の企画・指導のもと、2年生17名と3年生7名が自身のあそびと自然のルーツをさかのぼり、子どもの頃の記憶を作品に投影させています。
ポスタービジュアルの基となる原画・原型は、イラストや布、落ち葉など様々な素材を各自集めてきて制作。そこには「空」「ブランコ」「宝探し」「汚れ」「ルール」など各自があそびから連想した言葉が立体化されていて、五感を刺激されながら自然の感触が思い出されていきます。
また、本展覧会の会場は街の中にまで拡張。作家自らが交渉し、ご協力頂いた様々なお店に実際にポスターが掲示されました。開かれた空間で、広く作品に触れてもらえるということも同展の大きな特徴です。
こども芸術学科ブログでは、ポスターが掲示されている場所や製作風景が紹介されています。
http://www.kyoto-art.ac.jp/production/?p=85100
普段子どもの目線を通して「芸術」に向き合っている学生ならではの視点や表現を、ぜひご覧ください。
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京都芸術大学 広報課Office of Public Relations, Kyoto University of the Arts
所在地: 京都芸術大学 瓜生山キャンパス
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