REPORT2018.10.18

世界から学ぶ。―スクール・オブ・ビジュアルアーツの教員が来学

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  • 京都芸術大学 広報課

キャラクターデザイン学科では、10月12日(金)に京都造形芸術大学の学生交流協定締結校で、アメリカ・ニューヨークにある芸術大学「スクール・オブ・ビジュアルアーツ(SVA)」から、コンピューターアート、アニメーション、ビジュアルエフェクト、プロダクトデザインを専門とする2名の先生方および、キャリアサービスオフィス、留学生オフィス代表の2名の職員の方をお招きし、本学教員とのパネルディスカッションをおこなう特別講義を実施しました。

◎スクール・オブ・ビジュアルアーツ(School of Visual Arts): http://www.sva.edu/

パネルディスカッションでは、SVAで実際におこなわれるキャリアサービスについて「ピクサー」や「ワーナーブラザーズ」など有名企業へのインターンシップや、学外企業との就職面での連携について紹介があり、また本学で専門をおなじくする教員とともにアニメーションなどの専門的な製作に関する話が繰り広げられました。日本とは異なる文化背景を感じることができる刺激的な時間となりました。

質疑応答では学生から「2Dアニメーションの将来性」や「作品製作におけるアメリカの人種多様性と個性との両立」など多くの質問があり、講義終了後にもSVAの先生方にお話しを聞くべく、列をなす学生の姿がありました。

SVA教職員 左から)内坂 香織氏、アンジー・ウォージャック氏、ジミー・カルフーン氏、シンクレア・スミス氏

本授業は交換留学への関心を高めるだけでなく、大学間の更なる交流を目的とした試みの一つで、参加学生にとって、大きな学びを得られる機会となりました。

 

◎「スクール・オブ・ビジュアルアーツ(SVA)」教職員紹介

ジミー・カルフーン氏 (Jimmy Calhoun)
2005年よりSVAにてカリキュラムコーディネーター、教員として勤務。2017年コンピューターアート、アニメーション、ビジュアルエフェクト学科長就任。

シンクレア・スミス氏 (Sinclair Smith )
SVAプロダクトデザイン修士学科教員。ニューヨーク、ブルックリンを拠点とするインダストリアルデザイナー。クライアントにはPSFK, Amex, BMW, Samsung, Disney, Microsoft, Svbscription, DKNY, Staple Design, Dolce Vita Footwearを含む。

アンジー・ウォージャック氏( Angie Wojak)
SVA キャリアサービス部・ディレクター。SVA他パーソンズ、コロンビア大学視覚芸術大学の就職活動サポートに20年携わり、世界中の学会やアニメ、映画祭に出席し、SVA在学生の作品のプロモーション他、アート、デザイン界とのネットワーク作り、コラボレーション先を開拓。アヌシー国際アニメーション映画祭にてカートゥーン ネットワーク(米アニメ専用チャンネル)、ニコロデオン NICKELODEON、ピクサー社代表者のパネルディスカッションの司会を務める。ビューカンファレンス(イタリア)役員。

内坂 香織氏
大阪府出身。NYパーソンズスクールオブデザイン、ファインアート学科専攻。ニューヨーク市立大学バルークカレッジ、高等教育修士。2004年よりSVA留学生オフィスディレクター、約60ヶ国より2000名の留学生サポートに務める。個人レベルでの国際相互理解と文化交流の推進を務める非営利団体、Oneto World 役員。

 

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