7月18日(水)より、徳島県の大塚国際美術館では「#アート・コスプレフェス2018 feat.ゴッホ」がスタートします。名画の登場人物になりきることができる本イベントの衣装を、空間演出デザイン学科の伊藤正浩先生と学生11名(内1名は卒業生)が制作しました。
京都造形芸術大学は、2008年より6回にわたって同美術館の夏休みイベント用衣装の制作に協力。これまでにジョルジュ・スーラやロイ・リキテンスタイン、古代ローマやベル・エポック時代など、様々な作家や時代をモチーフとした衣装をデザイン・制作してきました。
2018年のテーマは「ゴッホ」。代表作の「ヒマワリ」や「自画像」をはじめ、「ジャガイモを食べる人々」「タンギー爺さん」「種まく人」「子守唄(ルーラン婦人)」「ガシェ博士の肖像」「オーヴェールの教会」の全9作品を衣装で表現しました。作品から受けるイメージや、描かれた当時の時代背景などリサーチ結果をもとに、デザインから制作までを学生が手がけています。
服の上から気軽に着たり脱いだりできるというのもポイントの一つ。デザイン性と機能性が両立できるよう工夫が凝らされています。
親子で楽しんでもらえるよう、一部の作品では子どもサイズも制作。小物もすべて学生が手がけています。
名画を観るだけでなくその世界に入り込むという体験が人気を呼び、2017年は急きょ会期が延長になったほど。同美術館の作品は陶板による再現展示のため、美術館の中で写真が撮れるのも大きな特徴です。
「#アート・コスプレフェス2018 feat.ゴッホ」は7月18日(水)から10月28日(日)まで。会期中には、他にも「ゴッホが影響を受けた画家たち」など全37着の衣装がそろいます。
制作メンバー:
押岡桃佳/勝田千尋/坂本優奈/佐子朋美/田代勇希/田中菜々/中小路祉穂/朴麗華
松下桃子/森千夏/久保さおり(卒業生)
#アートコスプレ・フェス 2018 feat. ゴッホ
開館20周年記念 新展示「7つのヒマワリ」関連イベント
会場 | 大塚国際美術館 |
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住所 | 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1 |
会期 | 7月18日(水)~10月28日(日) |
時間 | 9:30〜17:00(入館券販売は16:00まで) |
定休日 | 月曜休館 ※8月無休 |
入館料 | 一般3240円/学生2160円/小中高生540円 |
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