10月26日(木)、京都造形芸術大学 瓜生山キャンパスを、ブータン国王の妹、ソナム・デチェン・ワンチュク王女がご訪問されました。
今回のご訪問は、京都造形芸術大学の附置研究所「文明哲学研究所」の松沢哲郎所長がアニメーションに関心の高いソナム王女に京都造形芸術大学のキャラクターデザイン学科をご紹介したことによるものです。
京都大学へのご訪問を終え、お昼過ぎに瓜生山キャンパスに到着されたソナム王女。徳山豊瓜生山学園理事長、尾池和夫京都造形芸術大学長、松沢所長、丹羽貴大キャラクターデザイン学科長に案内を受け、現在京都造形芸術大学の学内ギャラリー「ギャルリ・オーブ」で開催中の「オールテニプリミュージアム in 京都」をご観覧されました。
「オールテニプリミュージアム in 京都」とは、京都造形芸術大学が推進する「ワンソース・マルチユースプロジェクト」の第4弾として開催されているもの。
あたり一面、王子様。 -ワンソース・マルチユースプロジェクト第4弾「オールテニプリミュージアム in 京都」
この取り組みはアニメショップ「アニメイト」のグループ中核企業 株式会社ムービックと連携しメガヒットを記録するマンガなどの一つのコンテンツ(ワンソース)が、アニメーションや映画、ゲーム、玩具など複数の分野(マルチユース)にまたがって世の中に波及していく現場を学内で展開します。学生たちは「作り手」「伝え手」「売り手」をワンストップで経験。コンテンツ産業におけるビジネス視点を身につけることを目指しています。
イベント会場でソナム王女にイベント内容をご紹介する役割を担ったのは、キャラクターデザイン学科で学ぶ二人の学生、水谷泉さんと栗原聖美さん(ともにキャラクターデザイン学科3年生)。緊張しながらも一生懸命に展示内容を説明する二人に、ソナム王女は感謝のことばを贈ってくださいました。
ソナム王女は現在ブータン国営放送でアニメーションの制作を構想されているとのこと。今回の京都造形芸術大学ご訪問が、ブータン初のアニメーション作品実現に少しでも寄与することができたなら、これほどうれしいことはありません。
© 許斐 剛/集英社 © 許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト © 許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
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