NEWS2019.10.03

京都映像

2019年度TAMA映画賞「最優秀作品賞」を受賞!―北白川派映画『嵐電』 

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  • 京都芸術大学 広報課

京都造形芸術大学 映画学科鈴木卓爾准教授の監督作品・映画『嵐電』が、2019年度(第11回)TAMA映画賞で、本年度最も活力溢れるいきのいい作品の監督及びキャスト・スタッフチームに対し表彰される「最優秀作品賞」を受賞しました!

◎第29回映画祭TAMA CINEMA FORUM: https://www.tamaeiga.org/2019/award/

昨年度の授賞式の様子

―TAMA映画賞―

今年で29回目を迎える映画祭「TAMA CINEMA FORUM」は、市民主体で運営する映画祭としては動員・上映本数とともに国内トップクラス。多くの映画ファンに親しまれています。TAMA映画賞は、明日への元気を与えてくれる・夢をみさせてくれる、活力溢れる作品・監督・俳優を映画ファンの立場から感謝をこめて表彰されるものです。

受賞作品・映画『嵐電』は、本学映画学科の産学連携の一環として取り組まれる「北白川派」プロジェクトで誕生しました。同プロジェクトは、プロと学生が協同し制作を手掛け、劇場公開を目指すというものです。主演の井浦新さんと本学卒業生の大西礼芳さんとともに在学中の学生も俳優として出演し、また制作スタッフとしても活躍しました。

 

この度の受賞を受けて、監督の鈴木卓爾先生よりコメントを頂きました。

「この度、第29回映画祭TAMACINEMAFORUMの第11回TAMA映画賞にて、映画『嵐電』スタッフキャスト一同が最優秀作品賞を、井浦新さんが最優秀男優賞(他出演作品も含め)をいただきました。

TAMA映画賞は、今年で11回目を迎える日本でその年一番最初に発表される映画賞で、東京多摩の市民の方々によって運営されています。その映画祭で、作品賞をいただける事はこの上ない光栄な事です。

北白川派映画プロジェクトとして、学生のみんなと一緒に、今私たちが持ってるもので映画を作ろうとする試みを大事につくった映画がTAMA映画祭で作品賞を頂いた事が、学生の皆さん、教員スタッフの皆さんの日常とこの先にどんな出来事になっていくのでしょう。想像するとなんだかとても楽しみです。

映画を見に来てくださった皆様、映画に協力してくださった皆様、映画を応援くださった皆様、映画館の皆様、京都市、右京区、京福電気鉄道株式会社様、東映京都撮影所様をはじめとする京都市の皆様、嵐電界隈の皆様のおかげです。

また映画『嵐電』に関心が寄せられ、作品や嵐電の街と出会ってくださる方が増えるとても良い機会をいただけたのではないかと思っております。

本当に有難うございました。」

 

授賞式は11月17日(日)、中央大学多摩キャンパスクレセントホールにて執り行われます。

映画『嵐電』

「この電車に乗ればどこまでだって行けますよ。」

京都の路面電車「嵐電」を舞台に、交差する3つの恋を描く。

出演 井浦新、大西礼芳、安部聡子、水上竜士、金井浩人、窪瀬 環、石田健太、福本純里
監督 鈴木卓爾
音楽 あがた森魚
上映時間 114分
配給・宣伝 ミグラントバーズ マジックアワー

http://www.randen-movie.com/

(写真:制野善彦)

 

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