REPORT2018.05.23

歴史プロデュース

社会にとびこむ芸大生!― 2018年度リアルワークプロジェクト始動

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  • 京都芸術大学 広報課

京都造形芸術大学では、本学の理念「芸術立国」の実現のため、学内の知的資源を最大限に活用し社会に価値を還元すると同時に、芸術による平和の実現を目的とした、企業や自治体との産官学連携プロジェクトを数多く実施しています。

この産官学連携の一つ、リアルワークプロジェクトでは、企業や自治体から提示された課題に対し、学生が社会人さながらの責任感を持ちプロジェクトに取り組みます。プロジェクト内の予算配分からクライアント企業に対するプレゼンテーション、納期に間に合わせるスケジュール管理、現場における運営まで、全てを学生が主役となって担当。よりリアルな社会経験を通し、社会人としての基礎力、社会貢献できる力をはぐくみます。

リアルワークプロジェクト説明会の様子。会場のJ41教室は満席状態に。

2018年3月22日に新2・3回生向けの説明会、4月9日には新入生対象の説明会を実施し、全ての学科から参加学生を広く募集しました。

今年は、以下9つのプロジェクトが前期リアルワークプロジェクトとして始動。学内選考を突破した200名以上の学生メンバーが参加しています。現在は、全てのプロジェクトがキックオフミーティングを終え、本格的に活動がスタートしています。

【2018年度 前期ラインナップ】

・「粟田大燈呂プロジェクト」
・「フコクアトリウム空間プロデュースプロジェクト」
・「京焼 目利きプロジェクト」
・「学園祭見世物小屋プロジェクト」
・「まか通~近代産業遺産アート再生プロジェクト~」
・「+PROJECT~国際交流~」
・「春秋座【アリスの森】ワークショッププロジェクト」
・「Ms.pearlプロジェクト」
・「京都クラウドファンディングプロジェクト」

 

粟田大燈呂プロジェクトのミーティングの様子。1000年の歴史をもつ粟田祭りの夜渡り神事にて巡行する大燈呂を製作する。
フコクアトリウム空間プロデュースプロジェクトのミーティングの様子。大阪梅田の富国生命ビルにおいて、夏の壁画、冬の立体オブジェ、2つの作品を制作する。
京焼 目利きプロジェクトのミーティングの様子。焼きものができる現場で、技術を見極める目を養い、伝える事でものの価値を知り、京文化を学ぶプロジェクト。
学園祭見世物小屋プロジェクトのメンバー。学園祭恒例の人気企画見世物小屋。ストーリーや設定は勿論、造形物の製作、PVなど広報物の製作も全て学生によるもの。
近代産業遺産アート再生プロジェクトまか通。京都東山の六原地区を中心にアートの力で失われた文化の再生に取り組んでいます。
+PROJECT(国際交流)。日本人学生と留学生が密接に協働しながら学内外でのイベントを計画、広報宣伝、運営まで行うプロジェクト
春秋座「アリスの森」ワークショッププロジェクト。昨年夏横浜で大好評を得たダンス作品「不思議の国のアリス」の京都公演。その会場エントランスを彩るためのワークショップを企画・運営するプロジェクト。
Ms.pearlプロジェクト。100年を超える歴史をもつ日本の宝石・真珠。若い世代に向けた企画の立案と、学園祭で行うミスコンの運営を執り行うプロジェクト。
京都クラウドファンディングプロジェクトのミーティングの様子。歴史ある都、京都にまつわる商品のアイディアを学生から募り、クラウドファンディングを利用して、実際に商品化を目指すプロジェクト。企業の方も毎週ミーティングに参加。
本学の併設校「京都文化日本語学校」でも説明会を実施
日本語学校と大学の学生がプロジェクトを通し交流

 

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