NEWS2018.05.02

アートプロデュース

アートの価値はいかにして生まれるのか?―後藤繁雄教授『アート戦略/コンテンポラリーアート虎の巻』が刊行

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  • 京都芸術大学 広報課

2018年4月、通信制大学院では編集者、アートプロデューサーの後藤繁雄教授による超域プログラム「後藤繁雄ラボ」がスタート。コンテンポラリーアートの最前線の現場において即戦力となるような、これから必要とされる知識と戦略力を持った人材の育成を目指すプログラムです。

長年にわたり、アートスタッフの育成や若手アーティストの発掘・育成・サポートに力を入れている後藤教授の著書『アート戦略/コンテンポラリーアート虎の巻』が、光村推古書院より刊行されました。

後藤教授自身が「僕流の『アートワールド』のツアーガイド」と語る本書では、今まさに高額で売買されているようなアーティストの事例から精神分析学者 ジャック・ラカン、ミシェル・ウェルベック『地図と領土』、文芸評論家 小林秀雄まで、アート内外の幅広い視点をとおして「コンテンポラリーアートのツボ」が伝授されています。

帯文には、アーティストブックの編集や展覧会のプロデュースを通して親交の深いアーティストからのコメントが。

 

「よし!名和くん、明日から俺がプロデュースしたるわ。ええな?」と大阪でお好み焼きを食べながら後藤さんは言った。アートワールドでも数少ない『猛獣使い』は仔犬でも虎にしてしまう。大学出て間もない頃、いきなり虎の穴へ入れられた話」

                            ―名和晃平(彫刻家)

「後藤さんみたいなヒトが、アート界に、何十人もいてくれたら、日本がもっとおもしろくなるのに、と思います!」

                            ―蜷川実花(写真家)

 

通信制大学院 超域プログラム「後藤繁雄ラボ」の詳細はこちらから。

webマガジンでは2017年に開かれた「後藤繁雄ラボ」特別講義をレポートしています。

アート戦略/コンテンポラリーアート虎の巻

後藤繁雄・著

 

出版社:光村推古書院

価格:3,000円+税

ISBN:978-4-8381-0576-2

 

 

 

 

 

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